キッチンを快適にしたいならカップボードの選定が鍵を握ります。収納力や家事動線を整え、暮らしやすさにも直結するため大きさや機能性を比較することは重要です。カップボードを選ぶ際は、キッチンメーカーごとの特徴を比較することが大切です。
「収納力が足りるか不安」「見た目も重視したい」「予算内に収めたい」という方に向けて、トクラス株式会社、クリナップ株式会社、パナソニックホームズの人気3社の特徴を紹介します。
- 部屋の大きさに合わせて選べる大容量カップボード! 地震時に扉をロックするアッパーロック標準装備で安全性抜群。豊富なカラー展開とカラーシミュレーションで、理想のキッチン空間を実現できます。
- ステンレス構造で衛生面と強度に優れる! 上台・中台・下台に分かれた可動棚板でたっぷり収納。「STEDIA」シリーズではキッチンとの一体感が抜群で、ゴミ箱スペースや分別ワゴンの設定もあり実用性が高いです。
- 「スライドイン収納」で家電配置がスッキリ! 炊飯器や電子レンジを隠しながら使いやすく配置。デザイン性の高い面材や照明計画で空間の統一感を演出でき、回転アミカゴ付き収納でたっぷり食器収納できます。
CONTENTS
カップボードとは?
カップボードとは、キッチンで食器などをしまうための収納棚のことです。もともとは欧州でティーカップを並べる棚がはじまりですが、現在は日本の暮らしに合わせて使い方が広がっています。
現在では、お皿やコップだけでなく、炊飯器や電子レンジなどの調理家電、レトルト食品や調味料などのストック類もまとめて収納できるように工夫されているものも多いです。
また、天板が付いたタイプであれば、調理の下ごしらえをする作業台として使えることもあり、キッチンをすっきり整えながら家事の動線もよくしてくれます。
収納量や機能は商品によってさまざまなので、キッチンの広さや使い方に合ったカップボードを選びましょう。
カップボードの形状は3パターン
カップボードにはいくつかの形があり、どれを選ぶかによって使い勝手が大きく変わります。以下では、一般的に選ばれている3つの形状について、それぞれの特徴をご紹介します。
トールタイプ
トールタイプは、床から天井近くまで高さのある大きな収納が特徴です。上から下までを収納としてしっかり使えるため、食器やキッチン用品が多い家庭にぴったりです。
棚の数が多く、細かく仕切れるので、ボウルやコップ、保存容器なども種類ごとに整理しやすくなります。製品によっては、炊飯器やケトルといった調理家電を置けるスペースが組み込まれているものもあり、家電をすっきりまとめたい人にも使いやすいタイプです。
高さをいかした収納なので、キッチンのスペースを最大限に活用したい家庭に向いているでしょう。
カウンタータイプ
カウンタータイプは、上下の棚がわかれており、下の棚の天板をカウンターとして使えることが大きな特徴です。
このカウンターがあることで、調理の下ごしらえをしたり、コーヒーメーカーやトースターなどの家電を使いやすく置いたりできます。作業スペースが増えることでキッチンがより使いやすくなり、動きもスムーズになるでしょう。
収納力はトールタイプほどではないものの、家事のしやすさを重視したい家庭に向いているタイプです。
トールカウンタータイプ
トールカウンタータイプは、トールタイプの収納力とカウンタータイプの使いやすさを合わせた便利な形です。
高い収納量を確保しつつ、使い勝手のよいカウンターも備えているため、家電を置いたり作業台として使ったりと、幅広い用途に対応できます。
調理家電をカウンターに並べたり、必要に応じてキャビネット内にしまったりすることで、見た目もすっきり保てます。収納も作業スペースも両方ほしい人にとって、とてもバランスのよいタイプです。
カップボードの設置の種類は2パターン
カップボードは形だけでなく、どのように設置するかによって使い勝手が変わります。設置方法には大きくわけて2つのタイプがあり、キッチンの広さやライフスタイルに合わせて選びましょう。
据え置き型
据え置き型は、カップボードをそのまま床に置くだけで使える手軽なタイプです。
工事の必要がなく、購入したらすぐに設置できるため、多くの家庭で選ばれています。比較的価格もおさえられ、引っ越しのときにも動かしやすいことが魅力です。
ただし、キッチンのサイズにぴったり合わない場合は隙間ができることがあり、地震に備えた転倒防止の対策も必要になります。
造り付け型
造り付け型は、キッチンのスペースに合わせてオーダーメイドで作り、壁や床に固定するタイプです。
隙間ができないため見た目がすっきりし、収納力も高くなります。固定されているぶん耐震性に優れているのも大きなメリットです。
ただし、設置工事が必要になるため、据え置き型より費用が高くなることがあります。キッチンをより快適に整えたい方に向いているタイプです。
カップボードの選び方
カップボードは、毎日の料理や片付けをスムーズにしてくれる大切な収納家具です。形やサイズ、設置方法など種類が多く、どれを選べばよいのか迷ってしまう方も多いでしょう。
キッチンは家の中でも特に使う回数が多い場所なので、カップボードが自分の暮らし方に合っていないと、使いにくさを感じてしまうことがあります。より快適に使えるキッチンにするために、選ぶ際に気をつけたい5つのポイントを詳しく紹介します。
置き場所を確認する
まず考えたいのは、キッチンのどこにカップボードを置くかです。キッチンのレイアウトや家電の位置によって、使いやすさは大きく変わります。
このとき特に意識したいのはコンセントの場所です。炊飯器や電子レンジ、ポットなど、日常的によく使う家電を置くには、近くにコンセントが必要です。
もし、遠い場所にしかない場合、延長コードを使うことになり、見た目が雑然としたり、足元が危なくなることもあります。
なお、新築やリフォームのタイミングなら、カウンター周辺にコンセントを2か所以上作っておくと便利です。カップボードの置き場所が決まれば、家電の配置や動線もイメージしやすくなります。
サイズを確認する
次に重要なのはカップボードのサイズです。とくに据え置き型のカップボードは、自分で設置するため、置けるかどうかの確認が不可欠です。このとき、横幅や奥行きだけでなく、必ず高さもしっかり測っておきましょう。
また、冷蔵庫が近くにある場合は注意が必要です。冷蔵庫には放熱スペースが必要で、ぎゅうぎゅうに詰めると性能が落ちることがあります。そのため、冷蔵庫周りには適度に隙間を作りつつ、カップボードとのバランスを考えることが大切です。
キッチンは限られたスペースだからこそ、サイズの見直しは丁寧に行いましょう。
デザインを考える
カップボードは収納家具であると同時に、キッチンやダイニングの雰囲気を左右する大きなインテリアにもなります。キッチンの色合いや素材を意識して統一感を出せば、空間がすっきり見えて心地よく過ごせるでしょう。
たとえば、明るいホワイト系なら清潔感があり、ナチュラルな木目調なら温かみを感じられます。落ち着いたダークカラーは、高級感のある空間を演出できます。
また、トールタイプやカウンタータイプなどの形状、据え置き型・造り付け型といった設置方法の違いでも印象が変わるため、収納力だけでなく見た目も含めて総合的に選ぶことが大切です。
収納するものを事前にイメージする
カップボードを最大限活用するには、収納するものを先に考えておくこともとても重要です。普段使っている食器の量、調理道具の種類、家電のサイズなどを思い浮かべながら、「どこに何を入れるか」をイメージしておくと失敗しにくくなります。
具体的には、大皿をしまう場所、コップ類を取りやすい高さに置くスペース、子どもが使う食器の位置など、日常を思い浮かべながら考えるとよいでしょう。
また、調理家電を置く予定がある場合は、棚板の耐荷重やコンセントの数、蒸気が出る家電なら引き出して使えるスライド棚が付いているかなども確認しておくと安心です。
スムーズに出し入れできるか確認する
どんなに収納力があっても、食器の出し入れがしにくいと使い勝手が悪く感じてしまいます。扉の開き方や引き出しの深さ、棚の高さなど、自分の身長や動作に合っているかも必ず事前に確認しておいてください。
また、キッチンの通路幅もポイントで、一般的には80cmほどが目安です。通路が狭いと扉の開閉がしづらく、引き出しを十分に引き出せないこともあります。
実際の動作をイメージしながら、「ここなら動きやすい」「この高さなら手が届く」といった感覚で選ぶと、毎日の家事がもっとラクに、もっと楽しくなるでしょう。
トクラス株式会社

| 会社名 | トクラス株式会社 |
|---|---|
| 住所 | 静岡県浜松市中央区西山町1370番地 |
| 電話番号 | 0120-808-194 |
トクラスのカップボードは大容量で、清掃性・耐久性に優れています。ヤマハ発動機グループから派生したメーカーで、独自開発の人造大理石素材のシステムキッチンが人気がありキズ・汚れ・熱に強く、長く使えるのが特長です。
長く使いたい方やお手入れの手間を減らしたい方には、トクラスのカップボードがぴったりです。ショールームで素材感を確かめてみてください。
部屋の大きさに合わせて選べる
Collagia(コラージア)やBb(ビービー)では大容量でシンプルな機能が特徴のカップボードが部屋の大きさに合わせて選べます。奥行きも450と350と異なる大きさがあり、横幅は4種類から選択可能です。
横幅を広げれば炊飯器や電子レンジなどキッチン用品を置くスペースを広く取れます。蒸気に強いスチームガードがオプションで取り付けられるため、炊飯器や自動調理器具がそのまま使えて便利です。
さらに、天井の高さや建築の条件に柔軟に対応できるため、新築だけでなくリフォームにも最適です。
安全性・機能性に優れたシステム
開き扉にはアッパーロックが標準でついています。カップボードなどの大容量収納棚は地震のときに扉が開いてお皿や陶器が割れてしまう恐れがありますが、この装置はキャビネットの振動を感知して扉をロックすることが可能です。
万が一のときに大切な割れ物を守る安全性に優れた製品のため、顧客が実施する対策が最小限で済みます。さらに、ガラスは飛散防止ガラスを使っているため、割れてしまった場合の被害を抑えられます。
半透明樹脂面材を利用しており、すりガラスのように視線を遮りながらも収納物が見えます。これにより、インテリアとして見た目を損なわずに、どこに何があるのかがわかりやすく機能性に優れています。
豊富なカラー展開でおしゃれなキッチン空間を実現
来客からも見えるキッチンは、統一感のあるデザインでまとめることが大切です。色や質感を揃えば、洗練された印象を与えられます。
公式サイトではカラーシミュレーションを活用して全体の色合いを事前に確認できます。お部屋の雰囲気に合わせて細かい調整が出来るため、理想のキッチンデザインを叶えられるでしょう。
クリナップ株式会社

| 会社名 | クリナップ株式会社 |
|---|---|
| 住所 | 東京都新宿区西新宿3-2-11新宿三井ビルディング2号館1F |
| 電話番号 | 03-3342-7775 |
クリナップはステンレス構造にこだわり、衛生面と強度に優れたカップボードを提供しています。ステンレスはサビにくくカビも生えにくいため、食品を扱う場所に最適な素材です。キッチン専門メーカーならではの工夫も随所に見られます。
「汚れが気になる」「子どもがいて衛生面を重視したい」という方におすすめです。公式サイトのオンラインショールームも充実しています。
シンプルでたっぷり収納
ごちゃつきがちな食器・調理道具や調味料をたっぷり収納できるカップボードは、上台・中台・下台に分かれています。上台と中台は可動棚板がそれぞれあるため、好みの高さに変更可能です。
使用頻度の高いものは中台か下に、あまり使わないものは上にと自由に配置ができます。スプーンや箸などの細かいキッチン小物も整理しやすく、キッチンを常に綺麗に片づけられます。使い勝手が良く、毎日の家事を快適にしてくれるでしょう。
高さが充分にあるので、吊戸棚は不要な方や無駄なスペースは必要ないという省スペースでスタイリッシュな商品を探している方におすすめです。
「STEDIA」シリーズではカップボードとキッチンの一体感が抜群
クリナップのSTEDIAシリーズは、色や素材にこだわり、キッチン全体の統一感を重視したデザインが特徴です。生活スタイルに合わせた機能性の高いキッチン空間を実現できるでしょう。
また、選択したキッチン扉のデザインに合わせて、アルミフレーム仕様へ変更したり、中台の仕上げをシースルーではなく面材扉に変更したりと、細かい調整も可能です。こうした柔軟なカスタマイズにより、スタイリッシュで統一感のあるキッチン空間を演出できます。
ゴミ箱スペースや分別ワゴンの設定もあり、実用性が高い
下段をオープンスペースにしているため、オプションでゴミ箱を設置したり実用性の高いカスタマイズができます。ペットボトルやプラごみなどリサイクル用の細かい分別ができると、日頃のちょっとしたストレスから解放されます。
ゴミ箱を見える場所に置きたくない、という隠し収納を求める方に最適です。
パナソニックホームズ

| 会社名 | パナソニックホームズ |
|---|---|
| 住所 | 東京都港区東新橋1丁目5番1号 パナソニック東京汐留ビルB2F |
| 電話番号 | 0570-087-315 |
パナソニックのカップボードは、家電との連携や美しい収納設計に優れており、空間デザインを重視する方におすすめです。パナソニックは住宅設備だけでなく家電にも強みを持つ企業。そのノウハウを活かした収納設計やインテリア性の高さが魅力です。
デザインも機能性も譲れないという方は、パナソニックの製品を検討してみてください。家電との組み合わせやシステム全体での調和を見て選びましょう。
「スライドイン収納」で炊飯器や電子レンジの配置がスッキリ
見せたくない家電は、使いやすさを保ったままスッキリ隠せます。「炊飯器や電子レンジは毎日使うけど生活感が出るから隠したい」という悩みを、多くの人が感じているでしょう。
スライドイン収納なら家電をスマートに収められるうえ、使うときだけ引き出せて、使わないときはすっきり収納できます。
たとえば炊飯器やポットは、ちょうどいい高さに配置されていて、腰をかがめずに使えたり、使用後はスライドさせて簡単に収納して扉を閉じれば生活感を隠せたりとても便利です。
来客時にもガラス扉を閉めるだけで印象が変わる見た目も使い勝手も両立できるのは、家電に強いパナソニックならではの設計です。生活感を隠しながら、毎日の家事効率を高めたい方におすすめです。
デザイン性の高い面材や照明計画で空間の統一感が出せる
キッチン全体に美しい統一感をもたせたいなら、面材選びにもこだわりたいところです。キッチン空間は「見せる収納」から「隠す収納」へと進化しています。
スライドイン収納ではマット仕上げや鏡面加工の面材を選べるため、好みに合わせた上質なコーディネートが可能です。たとえば、面材にマグネット対応素材を使っているため、メモやタイマーを貼ることも可能です。
家全体のトーンと合わせたカラー展開で、空間に調和する美しいキッチンになるでしょう。デザインにも妥協せず、見た目と機能を両立したい方は、面材にも注目して選びましょう。
たっぷり食器収納できる
パナソニックホームズのカップボードは、家電だけでなく食器の収納力にも優れています。「食器棚がパンパンで取り出しにくい」という悩みを解消するため、奥行きや棚の高さが調整された設計になっています。
回転アミカゴ付き収納は細かい食器をひとまとめにでき、引き出し式の収納で、奥にあるものも取り出しやすいため効率よく収納できます。さらに、使う頻度に合わせて収納場所を変えられる可変棚
家電と食器、両方をすっきりまとめたい方にこそ、収納力のあるスライドイン収納がおすすめです。見た目だけでなく、使い勝手にも満足できます。
まとめ
カップボードは、キッチンの機能性と美しさを左右する大切な要素です。自分に合った商品を選べば、収納力・家事効率・デザイン性のすべてを満たす快適な空間が実現できます。長く住む家だからこそ、機能性と見た目の両立が重要です。システムキッチンとセットで選ぶことで、統一感のある美しい仕上がりになります。カップボードは「暮らしの質」を大きく左右する存在です。あなたの理想のキッチンを叶える第一歩として、納得いくまで比較・検討しましょう。













